親子で農家巡るツアー 地産地消まるごと体験

JAあづみ
収穫のポイントを伝える農家(中央)
収穫のポイントを伝える農家(中央)

JAあづみ総務開発事業部総務課組織くみあい員センターは10日、「親子で食農!農家見学ツアー」を開いた。同JA管内在住の地域住民を対象に参加者を募集したところ、5家族11人から申し込みがあった。
参加者は、果樹園などで収穫体験した後、同JAの直売所「安曇野スイス村ハイジの里」の食育ルームで地場産の果物を使ったデザート作りを楽しんだ。
ツアーは収穫体験を通じて、農業や食の大切さを伝えるとともに地域の農家との交流を深め、地元の農産物への理解醸成と消費拡大を図るため初めて企画した。
同JA特産の夏秋イチゴのほか、桃や野菜畑で収穫作業を体験。農家に収穫のポイントを教わった後、色づきや大きさなどを確かめ、親子で楽しく収穫していた。
食育ルームでは、米粉を使ったクレープなどを作った。クレープのジャムには夏秋イチゴを使うなど地産地消を体験。参加者から好評だったことから、第2弾として10月頃リンゴの収穫体験や選果施設を見学するツアーを開催する予定だ。
参加した安曇野市豊科の親子は「夏休み中の開催で家族と参加できてよかった。桃の収穫は初めてだったので、貴重な体験ができた」と話した。

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