2024年度白ネギ出荷会議 出荷規格等を確認

JA上伊那
出荷規格を確認する生産者
出荷規格を確認する生産者

JA上伊那野菜部会は7月23日、管内5会場で2024年度白ネギ出荷会議を開いた。全体で130人の生産者が参加。このうち、伊那市の同JA春富支所で開かれた会議には生産者やJA担当指導員など36人が出席し、生産販売計画や出荷規格について確認した。
白ネギは同JAが扱う野菜の中で最も販売高が大きい品目(2023年度は6億7000万円)。7~9月に収穫できる夏秋作型と10~12月に収穫できる秋冬作型の2作型で栽培しており、今年度の栽培面積は約69ヘクタールとなっている。3月中旬ごろに定植が始まり、4月の高温により苗が素早く活着。初期生育は順調に進んだ。現在は暑い日が続いており、害虫の発生もあることから被害が懸念されている。
出荷規格は規格表やチャート表を用いてJA担当指導員が説明。掘り取った後の白い部分(軟白部)の長さから白色と緑色の色ボケの長さなどを説明し規格の統一を図った。
担当指導員は「昨年は太りが悪かったため、1箱に入る数が多く数量が出なかったが、高単価に助けられた。今年は品質の良い白ネギの出荷をすべく防除等しっかりして出荷をお願いしたい」と呼びかけた。

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