JA信州諏訪管理部協同活動推進課は8月8日、富士見町の畑で収穫したジャガイモを使ってオリジナルのレシピを考案した。品種の特徴を生かして主食や揚げ物、デザートなど様々なジャンルに挑戦。ジャガイモは工夫次第で様々な料理に活用できる〝おいしくて楽しい食材〟であることを広く発信していく。
同課では、地域の食農教育への貢献と、職員の農業・農産物加工のスキルアップを目的に畑で野菜を栽培している。収穫後は、組合員向け料理教室への提供やフードドライブで寄贈するなど有効活用している。
ジャガイモは4月下旬~5月上旬、「シャドークイーン」「キタアカリ」「シンシア」の3品種を定植。小ぶりだったが品質良く仕上がった。「シャドークイーン」は紫ジャガイモの一種で、同課職員によると「揚げ物におすすめ」とのこと。「ポテトチップス」や「ジャガイモの蜂蜜バター揚げ」にし、品種の特徴を確認した。また「和・洋・中の料理の考案」をテーマに、「キタアカリ」「シンシア」では「チーズ入りジャガイモニョッキキーマカレーがけ」「ジャガイモのドーナツ」「ジャガイモの春巻き」を調理。全品種を使った「ジャガイモのかき揚げ」も作った。いずれも出来栄えは上々で今後皆でレシピを共有していく。
同課の小林明美担当は「ジャガイモは栽培しやすく、調理もしやすい。工夫次第のおいしくて楽しい食材だと改めて感じた。これからジャガイモがたくさん採れるので、料理教室などで今回の取組みを役立てていく」と話している。