ジュース用トマト出荷会議 食害に気を付けて

JA上伊那
規格を確認する生産者ら
規格を確認する生産者ら

JA上伊那野菜部会は7月18日、管内4会場でジュース用トマト出荷会議を開いた。このうち、箕輪町の北部営農センターで開いた出荷会議には生産者やJA担当指導員など8人が出席。出荷要領や今後の管理などについて説明した。
ジュース用トマトはメーカーとの契約栽培で価格が決まっているため安定した収入が見込め、コンテナ出荷のため選別の手間がかからないなどの利点がある。
今年度は26戸の農家が396アールで栽培。前年は高温干ばつにより成長が悪かったが、今年は降雨があり成長が旺盛である一方で、病害虫の被害が発見されている。
会議では熟度や色、鮮度などを表や写真などで確認。今後の管理については、食害の原因となるオオタバコガが前年度は7月下旬から大量発生しており、今年も発生が確認されているため、予防防除を呼びかけた。
同JA営農経済部園芸課の小出順誠野菜係長は「早めの防除で品質を確保して、たくさん出荷してほしい」とあいさつした。
現在は出荷のピークを迎えている(8月中旬)。

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