新規栽培者を拡大 花紹介ツアー

JA佐久浅間
生産者から栽培方法をきく参加者
生産者から栽培方法をきく参加者

JA佐久浅間営農経済部花卉果樹振興センターは7月21日、佐久穂町で出荷用花卉栽培見学ツアーを開催。ツアーには40代から80代までの7人が参加。同JAではカーネーションや輪菊、小菊、トルコギキョウ、アルストロメリアを栽培。延べ300人が生産している。
JAでは花き新規栽培者を募集し、会議室で説明会を行っていたが、参加者が実際に就農することが少なかったため、圃場で具体的に栽培のイメージを持ち栽培への一歩を踏み出してもらえることを目的に初開催した。
実際に栽培している4カ所のハウスの見学や花の育て方、出荷までの流れなどを説明。参加者が「連作障害はあるのか」「日頃の管理はどんなことをするのか」などを質問し、生産者が丁寧に答えた。
立科町から参加した夫婦は「耕作放棄地を利用し、今年から姫ひまわりを栽培し出荷している。鹿に食べられないと聞き始めたが、もう少し圃場を広げようかと参加した。実際に栽培している生産者から話を聞きとても参考になった」と話した。
同センターの工藤仁美係は「栽培に興味をもっている人に圃場を見てもらい、栽培環境や栽培時期などを実際に見てもらう事ができた。今後も計画していきたい」と話している。

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