JAみなみ信州フレッシュミズグループを初めて視察 活動活性化に向け多くのアイデア持ち帰る

JA信州諏訪
防災カードゲームを行うJAみなみ信州フレッシュミズメンバーと、視察するJA信州諏訪の職員
防災カードゲームを行うJAみなみ信州フレッシュミズメンバーと、視察するJA信州諏訪の職員

JA信州諏訪管理部協同活動推進課は8月7日、JAみなみ信州女性部高森支部のフレッシュミズグループ「柿姫クラブ」の活動を初めて視察した。この日のテーマは「防災」で、生き生きと活動するメンバーの姿を見て学び、JAみなみ信州女性部の事務局職員への聴き取りも行うなど、今後に生かせる多くのアイデアを持ち帰った。
JA信州諏訪女性部は時代の移り変わりに伴う部員の高齢化、部員数の減少を受け、若い世代にも活動を知ってもらい、受け継いでいってもらうことで部をより活性化させ、更に次の世代へと繋いでいこうとフレッシュミズの取組みに力を入れている。2024年現在は子育て世代の3人が所属し、休日を中心に子どもたちと共に手芸や料理を行うなど、定期的に活動している。メンバー集めが大きな課題。JAみなみ信州には8つのフレッシュミズグループあり、どのグループも活発に活動していることから視察を申し入れた。
この日は、同課の職員4人が高森町のJAみなみ信州高森支所を訪問。「柿姫クラブ」メンバー3人とその子どもたちがパッククッキングを行った。調理の合間には水で調理したアルファ米やカップラーメンの試食、国土交通省の防災カードゲームで遊ぶなど、終始メンバーが主体的に活動を進めるようすを見て学んだ。
事務局職員への聴き取りでは、同課の職員がメンバーの集め方について質問。お茶会やJA女性大学の参加者を集めてグループを作る方法や募集チラシをA・コープ店に設置する、フリーペーパーに掲載するなど、JA信州諏訪ではこれまでに取組んだことのない手法を教わった。
同課の高木理沙さんは「メンバーが主体的に活動する姿や事務局職員の知識の豊富さなど素晴らしかった。今日学んだことをしっかりまとめて今後に生かしたい」と振り返った。菊池柚葉さんは「まずは若い世代を集めてお茶会を開いて、話しやすい雰囲気をつくったうえでやってみたい活動を聞いてみたい」と前向きに語った。

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