佐久の郷土食を楽しもう

JA佐久浅間
こねつけをの焼き方の指導を受ける教員
こねつけをの焼き方の指導を受ける教員

JA佐久浅間と同JA女性会は7月29日、佐久市立佐久平浅間小学校で佐久教育会生活科委員会が主催する夏期研修講座「佐久の郷土食を楽しもう」に講師19人を派遣した。佐久市や小諸市、軽井沢町の教員ら35人に炭酸まんじゅうとこねつけ、きゅうりの粕もみとみそもみ作りを指導した。
佐久地域に伝わる郷土食やその由来を知らない教員が多く、総合学習の中で地域と繋がりを持つきっかけをつくろうと昨年から交流をしている。
同会員が1742(寛保2)年旧暦8月1日に佐久地方で発生した大洪水「戌(いぬ)の満水」で犠牲者を供養するために墓参りをする風習を説明。その際持参する炭酸まんじゅうを生地からあんこを包みまんじゅうの形に整えるコツやこねつけは小麦粉とご飯をこねる固さ加減や焼き加減などを指導した。
担当した同JA企画総務部ふれあい広報課の原田里美課長は「昔から伝わる食の伝承や云われを次の世代へ継承していくため今度も伝え続けていきたい」と話した。

MENU