グリーン長野女性部若穂総支部で若穂農産物加工所(長野市若穂)の協力員を務める部員4人は8月1日・7日、「夏休み特別企画 女性部とごぱんを作ろう」を開催した。両日合わせて17組の子供たちとその保護者が参加。炊いた米を生地に混ぜ込んだ「ごぱん」や菓子パン・総菜パンを作った。
企画は昨年に引き続き2回目。食育をはじめ、女性部員と地域の交流、地域貢献、そして米の消費拡大をめざしたもの。JA広報誌で募集し、若穂地区をはじめJA管内から応募があった。
7日は部員4人が講師となり、8組、保育園児から小学生まで11人と親・祖母に、作業行程や方法を指導するとともに、作業をサポートした。パン生地を丸める作業では、一緒に作業しながら丸め方のコツを伝授。日ごろから粘土遊びをしているという子どもが手慣れた様子で丸めていくと、女性部員や保護者からは「上手だね」と称賛の声が相次いだ。子どもは「丸めるのが楽しかった」「材料を切るのに緊張した」などと感想を寄せた。保護者は「昨年も参加させてもらったが、今年は申し込んでから孫がずっと楽しみにしていた。このような機会を設けてもらってありがたい」と話した。協力員で女性部長の岡田晴美部長は「夏休みの思い出の1ページにしてもらえれば嬉しい」と話した。女性部担当の経済部職員は「女性部活動を地域に知っていただき、親しみを感じてもらうきっかけになったのではないか」と話し、これを事例に、今後、他地区での開催なども打診していきたい考え。