JA信州諏訪の職員が8月、茅野市のJAファーム茅野店で販売している「デコきゅう」を使って“ハート型”と“星型”のきゅうりを栽培した。一工夫でいつもの食卓がちょっと華やかになる「遊び心」が魅力だ。「きゅうりがたくさん採れるこの時期に多くの人に知ってもらいたい」とPRする。
職員は3日、諏訪市の畑で5センチほどに育ったきゅうりを型に入れた。その後、生育を見守り、7日早朝に収穫した。
きれいに型をつけるコツは、(1)できるだけまっすぐなキュウリを選ぶ(2)天候不順の影響を受けないよう、型に入れてから収穫までの4～5日間の気象状況を注視すること。また、他のきゅうりが触れて傷にならないよう、型にはめたきゅうりは自然の状態を保ったままで栽培用ネットなどに固定するとよい。
ハート、星型のきゅうり入りのポテトサラダを試食した職員は「かわいらしいポテトサラダになり、子どもたちも喜びそう。夏休み期間中にぜひ栽培に挑戦してほしい。写真も撮って、思い出に残してくれればうれしい」と話した。