10年目の「ひまわり迷路」 園児が元気に駆け回る

JA上伊那
ひまわり迷路を楽しむ園児
ひまわり迷路を楽しむ園児

JA上伊那青壮年部西箕輪支部は8月8日、伊那市立西箕輪保育園近くの畑に作った「ひまわり迷路」をお披露目した。招待した同園の園児28人は、約1万本のひまわりが咲き誇る畑を楽しそうに駆け回った。
JA青壮年部が進める「チャイルドファーム21運動」の一環。地元の子どもたちが農業に触れる機会を増やし、農業の楽しさや自然のありがたみを感じてもらうことが目的だ。迷路づくりは遊休農地の活用として始まり、今年が10年の節目。今年は6月6日に13アールの畑に同園の園児らと一緒に種をまき、8月6日に同支部員が80~160センチほどに育ったひまわりの一部を刈り取って、迷路を完成させた。
園児たちはさっそく迷路に挑戦し、自分たちが種をまいたひまわり畑を迷いながらも、元気に駆け回った。年中の井踏陽菜心ちゃん(5)は「楽しかった。走るのが好きだから、何周もしてきた」と笑顔を見せた。
同支部の唐澤和幸支部長は「子どもたちの笑顔が最高。ひまわり迷路で遊んだことが子どもたちの記憶に少しでも残り、大人になったときに農業に興味を持つきっかけになれば嬉しい」と期待した。
ひまわり迷路は、保育園の帰りや地元の子どもたちでも楽しめるよう、一般にも開放。花が咲いている間の期間限定だが、今年は8月18日ごろまで楽しめそうだ。

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