「つつじが丘学園」の子どもたちと楽しい夏の思い出作り 料理教室・食事会、フードドライブで夏野菜寄贈も

JA信州諏訪
支部員、JA役職員とともに夏野菜を使った料理を楽しむ子どもたち
支部員、JA役職員とともに夏野菜を使った料理を楽しむ子どもたち

JA信州諏訪女性部湖北ブロック川岸支部は8月5日、岡谷市の旧岡谷支所川岸営業所に同市の児童養護施設「つつじが丘学園」の子どもたちを招いて、料理教室・食事会を開いた。また同日、フードドライブで集まった農産物を同施設に寄贈した。子どもたち、施設関係者、支部員、JA役職員ら約30人が参加。地元で採れた夏野菜を中心においしく調理して皆で味わい、持ち帰ってもらい、夏休みの楽しいひとときを過ごした。
同支部では「子どもたちに楽しんでもらえる活動がしたい」と、2019年に料理教室・食事会を初めて開催。2020年から4年間は、フードドライブや施設の花植えなどコロナ禍でもできる活動を企画し、交流を続けてきた。今回、5年ぶりに再開した。
この日は、カレーライス、ハンバーグ、きゅうりの漬物、寒天ゼリーを用意。子どもたちは支部員のアドバイスのもと、ハンバーグをこねて成形、フライパンで焼いたり、きゅうりの漬物をつくったりと積極的に調理に参加した。昼時間には全品ができあがり、皆で感想を言い合いながら味わった。
子どもたちは「とってもおいしい!」「料理も楽しかった」「また参加したい」と笑顔で話していた。
フードドライブは、川岸地区在住の岡谷支所運営委員や地元理事、支部員に呼びかけて行った。ナスやジャガイモ、ズッキーニ、ピーマン、サヤエンドウなどが集まり、同施設の川瀬勝敏園長に手渡した。
川瀬園長は「夏休み期間中で子どもたちに3食料理をつくっているので新鮮な夏野菜をいただけてとてもありがたい。皆で食べて夏バテ防止していきます」と感謝を述べた。
鮎澤昭子支部長は「皆喜んで生き生きと調理してくれ、最高の食事会になったと思う。また来年以降も引き続き行えればうれしい」と話した。

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