JA上伊那は7月27日、農業体験講座「カミーちゃん農園」を今年も開講した。対象は45歳までの上伊那在住者で、親子や家族を中心に23組81人が参加。11月まで計4回の講座で、JAの主力品目であるブロッコリーや果実の収穫を体験する。さらに、今年は日本の伝統的な調味料であるみそ作りにも挑戦する予定だ。
同講座のキャッチフレーズは「地産地消で上伊那のおいしいみっけ隊!」。次世代を担う若者や子どもたちに農業の楽しさを伝えることで、JAや地産地消への関心を高め、地域農業を応援してもらうことが目的。参加者の半数以上はリピーターで、JA農産物直売所でチラシを見つけて応募した移住者も多い。
初回のこの日は、南箕輪村の圃場でスイートコーンの収穫を体験。参加者は圃場を管理している農事組合法人まっくんファームの担当者に、おいしいスイートコーンの見極め方や収穫方法を教わり、1組4本ずつ収穫した。
収穫後には、炭火で焼いた新鮮なスイートコーンのおいしさを味わった。
参加した親子は「上手に採れた。甘くておいしい」と笑顔を見せ、「昨年も参加して収穫する楽しさを子どもたちが体験できたので今年も参加した。今年もたくさんの体験を楽しみにしている」と期待した。