富士見高校の生徒がJA施設で就業体験 JAの仕事を2日間体験

JA信州諏訪
富士見町営農センターで集荷作業を体験する生徒
富士見町営農センターで集荷作業を体験する生徒

富士見町のJA信州諏訪富士見町営農センター、JAファームふじみ店は7月25・26日、同町の富士見高校生徒の就業体験を受け入れた。同校園芸科の2年生4人が参加。JA職員に教わりながら、出荷された野菜の分荷作業や商品の店だし準備などを体験した。
同校は、教育活動の一環として生徒が企業・施設等でインターンシップを行う「キャリア・チャレンジ・プログラム」を実施している。生徒はJAや生産者のほ場など、希望する受け入れ場所で2日間、さまざまな体験を行う。
同センターでは、その日に生産者から出荷された段ボールに、野菜の入り本数や等級を示すスタンプを押す作業、出荷物を市場ごとに分ける作業、ブロッコリー出荷箱の氷詰めなどを行った。
同店では、店頭に並べるプラグ苗の用意やレジの手伝い、店内外の清掃などを行った。
同センターで体験した名取立起さん(17)は「授業でいろんな野菜を育てており、市場に出荷されるまでの行程を知りたいと思った。しっかり勉強したい」。同店で林見峻弥さん(16)は「プラグ苗を分ける作業は難しいが、ゆっくり丁寧に進めたい」と話した。

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