JA佐久浅間で、花き主力品目のトルコギキョウの出荷が始まった。主に佐久市と佐久穂町の55戸が生産。今年は春先の天候が良く平年並みの6月中旬に出荷が始まり、7月下旬から9月をピークに11月上旬まで、約25万本を出荷する計画だ。
出荷最盛期を前にJA花き専門委員会トルコギキョウ専門部は7月20日、佐久市のJAさく共選所で目ぞろえ会を開いた。部会員約20人が参加。出荷選別基準や留意点などを確認した。
JA花卉果樹振興センターの担当者が部会員に個別で対応し、草丈や枝数、開花輪数など選別のポイントを説明。「各等級ともに全体のボリュームと茎の太さを揃え、一束・一箱の揃えを良くすること」と強調した。
黒岩文秋専門部長は「共選なので一人一人の荷造りがとても重要。しっかりと目を揃えて、高品質なトルコギキョウを出荷しよう」と呼び掛けた。
同センターの市川智仁係は「これから出荷最盛期を迎える。一人一人が厳しい選別を心掛けて荷造りをしてほしい」と話している。