大豆栽培で地域住民とのつながりを 川路保育園

JAみなみ信州
大豆の種まきをする園児
大豆の種まきをする園児

飯田市川路の川路保育園年長園児14人は6月27日、地元農家の関島晟さんが管理する同市川路のおよそ6アールの畑で大豆の種まきを行った。大豆を育て収穫し、加工することで普段口にすることが多い大豆を使った食品がどのようにできるか知ってもらい、その過程を地域住民と行うことで地域とのつながりを深めてもらいたいと関島さんが保育園に呼びかけ実現した。
この日園児は関島さんから種のまき方や注意点の説明を受け、事前に関島さんが整備し、等間隔に穴をあけた畑に一人2粒ずつ丁寧に種を播き、「おいしい大豆ができますように」と願いを込めながら優しく土をかぶせていった。作業を終えた園児は「初めてやったけど上手にできた」「豆腐にして食べたい」など笑顔で話した。
同園の宮﨑千保子園長は「大豆がどのように育つか知れる貴重な経験をさせてもらいありがたい。体験を通じて地域の皆さんとの交流もさらに深められれば。保育園でもポットで栽培し、年中や年少園児と一緒に日々成長を観察していく」と話した。
育てた大豆は11月中旬頃収穫し、地域住民らと一緒に豆腐やみそに加工し給食で味わう予定。

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