文出集荷所開き 主力品目のひとつ「キュウリ」の査定会、鏡割りや懇親会で意思統一

JA信州諏訪
文出集荷所開きで行ったキュウリの査定会
文出集荷所開きで行ったキュウリの査定会

JA信州諏訪諏訪野菜部会は7月8日、諏訪市のJA文出集荷所で「文出集荷所開き」を開いた。部会員、市場関係者、JA職員ら計35人が参加。同部会主力品目の一つのキュウリの査定会を行い、目ぞろえや意見交換を行うなど、農産物出荷本格化を迎え関係者皆で意思統一をした。
同部会では2024年度、約2ヘクタールの広さでキュウリの栽培を行う。販売数量3万2500ケース(1ケース5キロ)の達成を掲げている。出荷は4月上旬から開始。7月現在、生産は順調に進んでいる。
キュウリ査定会では同市のJAすわこ営農センターの職員が出荷規格を説明。この日の出荷物を前に、同部会での選果や荷造り方法について確認し合った。
岐阜中央青果株式会社野菜部の足立哲教課長は「自信を持って諏訪のキュウリを売っていきたい。引き続き、しっかりとした選果選別をお願いします」と呼びかけた。
集荷所開きでは、鏡割りや懇親会を行うなどして密に情報交換を行った。
同部会の小口信太郎部会長は「天候が不安定な状況が続いている。高品質な農産物を市場に届けられるよう、知恵と経験を生かして今年も皆で頑張っていきましょう」と決意を示した。
JAの名取孝雄代表理事専務理事は「関係各位の連携のもと、再生産可能な価格での販売を目指していく。秋には今年は良い1年だったと締めくくれるよう、部会員の皆様にはお体に気を付けながら生産活動を進めていただきたい」と挨拶した。

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