JAながのちくま営農経済センターは地域農業の担い手育成に向けて、定年帰農者や新規就農者などを対象とした「アグリセミナー」を毎年開催している。講習ではリンゴ・モモコースとブドウコースがあり、品目別専門講座として現地圃場を中心に一年間を通して基本的な栽培管理を指導する。
6月21日、千曲市八幡のブドウ園地で「種なしブドウの摘房・摘粒講習会」を開き5人が参加しました。営農技術員は、摘房は新梢の伸びが良いものに着房させる事、摘粒では早めの実施を呼びかけるともに、軸の長さを約7cm粒数は30~35粒に調整する事など実際に作業しながら指導しました。また、袋掛け後は木洩れ日が2~3割になるような新梢管理や水分管理が大切と説明しました。
次回リンゴ・モモコースは9月末にリンゴの着色管理講習会、ブドウコースは12月に剪定講習会を行う予定です。