農産物盗難を地域全体で防ぐ パトロール合同出発式

JAみなみ信州
巡回へ出発するパトカー
巡回へ出発するパトカー

JAみなみ信州農政対策協議会と同JA果実協議会は6月24日、飯田市鼎の同JA本所で同JA農政対策協議会、同JA果実協議会、同JA役職員、、飯田警察署、阿南警察署、市町村らおよそ60人が参加し「農産物盗難防止防犯パトロール合同出発式」を開いた。全国各地で果実を中心に農作物の盗難被害があり、昨年は同JA管内でも6件の被害が報告されている。今年度の果物シーズンが本格化する中、地域全体で防犯対策に取り組むため同出発式で関係機関の協力を確認した。
同出発式では同JAの寺沢寿男組合長が「生産者が手塩にかけた農産物を守るため、地域全体で防犯意識を高め対策していくことが重要。皆さんのご協力をお願いしたい」と呼びかけた。生産者を代表して同JA果実協議会の片桐邦明会長が「パトロール出発」の号令をかけパトカー、青パト、「盗難防止パトロール強化中」のステッカーを貼った同JA公用車などおよそ20台が巡回へ出発した。同JAでは市田柿の生産が落ち着く12月末まで同JA部会員や職員による園地のパトロールを強化し、年間を通して防犯に努めていく。

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