JA佐久浅間管内で5月下旬からカーネーションの出荷が始まった。7月に最盛期を迎え、12月まで出荷。2024年度は、スタンダードカーネーション270万本、スプレイカーネーション160万本を目標に掲げ、生産者とJA、市場が一丸となって生産、販売の強化に取り組み、生産基盤の強化と農業所得の増大を目指す。
6月7日には佐久市の本所で取引会議を開催。生産者や市場担当者ら36人が出席。JAから生育状況や生産販売計画を報告。24年度の取り組み方針を確認した。
市場3社との意見交換会で市場担当者が販売背景や要望、今後の出荷規格の検討について意見を交えた。
目揃え会は6月15日、佐久穂町のみなみ花き共選所で開き、約36人が参加。出荷選別基準と、鮮度保持、出荷方法について確認。担当者は「信頼される産地を目指し一人ひとりが産地の顔であることを認識し、前処理、選別の徹底、適正切り前での出荷を心がけてほしい」と呼び掛けた。
JA花き専門委員会カーネーション専門部の依田康志専門部長は「市場から高い評価を得ている。この目揃え会で目を揃え良い品物を維持して出荷していこう」と強調した。