軽井沢産の野菜が出荷本格化

JA佐久浅間
規格を確認する生産者ら
規格を確認する生産者ら

JA佐久浅間管内の軽井沢町で、野菜の出荷が本格化している。JA軽井沢野菜集荷所では2024年度、キャベツやレタス、チンゲンサイなどを中心に販売高約8億5000万円を目指す。
7月1日、同集荷所で査定会を開き、JA軽井沢事務所野菜部会の部会員をはじめ、関西や関東、中京の主要卸売市場の担当者ら約50人が参加。JA営農技術員が病虫害防除や荷受け体制、品目ごとの荷造り規格などを説明した。
主要卸売市場の担当者は「軽井沢産は品質が良く、ブランド産地として期待されている。今後も安定出荷してほしい」と激励した。
中里浩志郎部会長は「自然との闘いで毎年苦労しているが、高品質な野菜づくりと安定生産を心掛け、部会員が一丸となって軽井沢ブランドをアピールしていきたい」と話した。
同集荷所は24年度、主力のキャベツ約45万ケース(1ケース10キロ)を中心に、レタス約14万ケース(1ケース10キロ)、チンゲンサイ約6万ケース(1ケース3キロ)など、10品目を県内外の取引市場に出荷する予定だ。

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