JA上伊那の協同会社、株式会社グレースが運営する伊那市のファミリーマートJAいな店は6月21日、リニューアルオープンした。より商品が目立つよう一部店舗を改装。21日から23日には日用品などが入った福袋を販売した。オープン前の19日にはオープンセレモニーも行われた。
同社はファミリーマートとフランチャイズ契約を結び、加盟者として管内に10店舗を展開している。同店は2013年12月にオープン。JA店特有の地元産農産物や加工品が並ぶ「生産者直売コーナー」のほか、地域住民のコミュニティの場として「イートインコーナー」を設けており、地域住民の生活を支え、憩いの場として愛されている。
改装では、利用者に人気のデザートコーナーをU字から横一列の陳列棚に変更し、商品が一目でわかるように改装した。また、冷凍食品の需要が高いため、冷凍ボックスも3台に増やした。
オープンセレモニーには同社の高橋英明代表取締役社長や同JAの西村篝組合長が出席。高橋社長は「お客様本位で最高のサービスを提供し、地域に親しまれる店舗であり続けてほしい」と激励。同店の加塩司店長は「きれいになった店舗をできるだけ今の状態で維持できるよう、スタッフと協力しながら運営していきたい」と決意した。