南箕輪村にあるJA上伊那の農産物直売所ファーマーズあじ～なは6月22日と23日の2日間、農畜産物フェアを開催した。今回は上伊那産牛肉を大特価で販売。ほかにも牛乳をはじめ、上伊那産きのこのセット、旬の野菜や果実などを特価で販売し、多くの来店者でにぎわった。
同フェアは農畜産物の消費拡大や日ごろの感謝を込めて月1回開くあじ～なの恒例イベント。牛乳の消費が落ち込んだコロナ禍から上伊那の若手酪農家が企画・開発した「酪農家のおもてなし牛乳」を特価で販売。また、昨年6月には「農畜産物＆海産物フェア」として農畜産物と合わせて産地直送の海産物を販売し好評を得ている。
今回は、目玉商品として上伊那で育った4等級の肉牛を1頭買いし、サーロインやリブロースステーキ、肩ロースなどで販売。値段はどれも50％前後の割引価格をつけた。
22日の開店前には、保冷ボックス2台分の特設コーナーに、切り分けられた牛肉が並べられ、肉を買い求めようとする来店者の列ができた。来店者はオープンと同時にいちもくさんに特設コーナーへと向かい、お目当ての牛肉を次々とカゴへ入れていった。
牛肉を4パック購入した男性は「新聞折込のチラシを見て来た。子ども家族といっしょに食べたい」と話した。