JA上伊那は、今年も准組合員を対象とする食農関連イベントを各支所で開いている。『地域の応援団』として位置付けている准組合員に、農業やJAについて理解を深めてもらい、JA事業の利用・参加を促すことを目的に、2019年から取り組んでいる。支所ごとに農産物の収穫体験や、地元野菜を使った料理講座などを計画している。
6月22日、中川村のJA中川支所では「初夏の中川を大満喫！さくらんぼ狩りときのこカレーを味わおう」を開催。9組34人の家族が参加し、参加者同士の交流を深めながら、食と農業に触れた。
この日は、同村内にある有限会社富永園芸でさくらんぼ狩りを体験。参加者は真っ赤になった果実を選びながら収穫し、時間いっぱいさくらんぼ狩りを楽しんだ。
その後は、支所でJAについて学習し、お昼には地元の農家が提供してくれたきのこなどの農産物をふんだんに使ったカレーライスやサラダをみんなで一緒に味わった。
参加した親子は「初めてのさくらんぼ狩りだった。たくさん食べられてうれしかった」と笑顔を見せた。