涼しげな“青の球”出荷迎える

JAグリーン長野
出荷物を確認する生産者
出荷物を確認する生産者

JAグリーン長野花き部会球根専門部で「エキノプス“ベッチーズブルー”(ルリタマアザミ)」の出荷が始まった。エキノプスはキク科の多年草で、ベッチーズブルーは、ルリタマアザミとの和名の通り、トゲトゲとした青い花色が特徴。JA管内では露地栽培を中心に他の花と複合栽培を推進しながら生産者・生産量を増やし、清涼感のある品目として6月下旬から7月にかけて出荷。1万本の出荷を目指している。
多くの生産者の出荷開始にあわせ6月26日、長野市篠ノ井の東部青果物流通センターで目揃会を開催。今年初出荷を迎える生産者や来年から出荷となる生産者を含む8人が出席。営農技術員が、出荷された品物を見本に、出荷規格や収穫のタイミング、荷造りの注意点を説明した。ベッチーズブルーは草丈のほか、球状の花(輪数)もそろえる必要があることを再確認。花首の固さも出荷判断の目安にし、生産者全員が安定量を長期間出荷し、安定高単価単価で販売をめざしていくことを申し合わせた。今年初出荷する生産者は、「涼しげな花なので、消費者のみなさんに飾って楽しんでもらえるように出荷していきたい」と話した。

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