品質の高いブルーベリーをお客様へ 栽培管理を再確認

JA信州諏訪
新梢管理について学ぶ部会員
新梢管理について学ぶ部会員

富士見町のブルーベリー生産者でつくる富士見町ブルーベリー部会は6月21日、同町のJA富士見町営農センターで「ブルーベリー栽培講習会」を開催した。部会員7人が参加。土壌や新梢管理、病害虫などの栽培管理全般について学んだ。
五味ゆき子部会長は「おいしくて良いブルーベリーをお客様に届けるための栽培管理を行いましょう」とあいさつした。
講師は諏訪農業農村支援センター技術経営普及課の盛次陽介技師が務めた。この時期に重要になる新梢管理を重点的に説明。病害虫では、ショウジョウバエ類による果実への被害を防ぐための適切な農薬の使用を説明した。盛次技師は「風通しや日当たりを良くすることで、病害虫の発生を抑制し、果実品質を向上してほしい」と呼び掛けた。
参加した部会員は「実への被害はすぐにクレームにつながる。きちんと防除を行いたい」と話した。
同町各地で部会員が行っている観光農園では、今月下旬頃からブルーベリーの摘み取り体験が楽しめる。

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