ブルーベリー出荷最盛期

JAみなみ信州
ブルーベリーの検品作業
ブルーベリーの検品作業

JAみなみ信州管内でブルーベリーの出荷が最盛期を迎えている。3日から始まった出荷は24日から7月5日頃をピークに7月末まで出荷が続く。21日、豊丘村の同JA総合集荷販売センターには管内全域から集荷した530kgのブルーベリーを検品し関東・中京・関西・県内方面の市場へ出荷した。
同JAのブルーベリーは粒が大きいことが特徴。出荷はじめは酸味が強く、6月中旬頃には甘みが増し肉厚で果汁もたっぷりになる。さらに昼夜の気温差で甘みが乗り、美しい青紫色に色づく。今年度は春先の低温で開花が遅れていたものの収穫前の温暖な気候で順調に生育が進み、玉伸びも良好で良い仕上がり。今年度25トン(1パック100g、25万パック・前年比100%)をの出荷を見込んでいる。
同JA営農部果実柿課ブルーベリーチーフの北原源太郎技術員は「1粒ずつ適熟を見極め収穫する手間のかかる作業だが、生産者は丁寧な作業をすすめている。いろいろな品種があるのでぜひ食べ比べて楽しんでもらいたい」と話した。
同JA営農部販売課の伊藤謙三主任は「みなみ信州産のブルーベリーはファンも多く、市場からの評価も高い。生産者が丹精込めたブルーベリーをPRしてしっかりと販売していく」と話した。

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