介護予防教室「おたっしゃ塾」開講 地域で元気に生き活きと

JAあづみ
挨拶を述べる池田理事長(中央)
挨拶を述べる池田理事長(中央)

安曇野市福祉部高齢介護福祉課が主催する一般介護予防教室「エンジョイシニア!実践おたっしゃ塾」が開講した。同塾は「フレイル予防」・「介護予防」のヒントとなる学習を通じて、自宅や地域で生き活きと、健康で暮らし続ける要因になることを目的としている。
2013年から安曇野市豊科のNPO法人JAあづみくらしの助け合いネットワークあんしんが受託し、9回目を迎えた。同課とJA長野厚生連佐久総合病院健康管理科の3者が連携し、運営する。
19日、同市豊科のJAあづみ南穂高ふれあいセンターで開かれた入塾式には、市内在住の約20人が参加。
入塾にあたり同法人の池田陽子理事長は「地域に元気な高齢者を増やしたい。そのための学びの場になれば」と述べた。
第1回目の講座では、同課の原管理栄養士が市を取り巻く現状を解説。地域別の高齢化の状況や高齢者世帯の推移、フレイル予防策などに触れ「介護に関する幅広い知識を身に付け、予防活動の実践と地域への拡大を目指して欲しい」と呼び掛けた。
9月の卒塾式までに保健師等講師による健康づくり講話(フレイル予防等)や体力測定、各種軽運動など計12回の講座を予定している。
【申込み・お問合せ:安曇野市福祉部高齢者介護課 電話0263(71)2474】

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