トルコギキョウ やや遅れて出荷スタート

JAグリーン長野
出荷物を見て荷造り方法を改めて確認
出荷物を見て荷造り方法を改めて確認

JAグリーン長野花き部会トルコギキョウ専門部でトルコギキョウの出荷が6月下旬、本格化する。生育期に夜温が低下し、成長が遅れたため、平年に比べ10日ほど生育出荷が遅れ8日から出荷開始。生産者のこまめな手入れで品質も良く仕上がり、6月下旬から7月中旬にかけてピークを迎え、10万本の出荷をめざしている。
専門部員の多くが出荷を迎えた6月19日、長野市篠ノ井の東部青果物流通センターで「季咲きトルコギキョウ出荷目揃会」を開催。生産者11人と営農技術員、検品担当のセンター職員が出席した。ベテラン生産者が多いなか、改めて出荷規格や荷造り時の注意点などを共有し、安定・信頼のある取引につなげることが目的。今後の梅雨などの天候を踏まえ、「花シミ」や「咲きすぎ」などに注意を払い、また、箱詰め時に花がつぶれないよう入り数を調整することなどを申し合わせた。武田佳信専門部長は、6月5日に東京都の重点取引市場への視察研修の報告も兼ね、「市場では高冷地のトルコ時期となり安定単価で取引されているので、圃場への切り残しのないように出荷しよう」と呼びかけた。

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