おいしいお芋になりますように 山形保育園でにんにくの収穫とさつまいも苗の定植

JA松本ハイランド
一つひとつ丁寧に植え付けた
一つひとつ丁寧に植え付けた

JA松本ハイランド青年部山形支部は6月13日、同JAが山形保育園と共同で管理している「夢あわせ農園」でサツマイモとナガイモの植付け、にんにくの収穫を行い、同保育園の年長園児52人と保育士らが参加した。
同支部の唐沢康裕支部長は、あいさつで「本日は、お遊戯などでお忙しいところ参加いただき、ありがとうございます。暑い中ですが頑張りましょう」と話し、同部員6人と同JA職員2人が園児にサツマイモの苗を手渡した。
青年部員から「サツマイモの苗はしっかり根っこが出せるように深く植えて、葉っぱには草のベッドを敷いてあげてほしい」といった説明を聞いた園児らは、真剣なまなざしで苗を植え、たくさんの草を集め、葉っぱの下にふかふかのベッドをつくり、丁寧に水をあげた。
その後、畑の一角で塩ビパイプを使用したナガイモの植え付けも行い、大きくなるよう願いを込めながら土をかぶせた。最後に、昨年の年長園児が植えてつないでくれた、にんにくを収穫した。「でっかいのとれた!去年の年長さんありがとう」と園児らの歓声が響いた。根が張り一人では抜けないにんにくは、友達同士声を掛け合い、協力して収穫作業を進めた。
同保育園の座間亮輔教諭は「野菜の世話や収穫を行い、口にする過程で、食べ物のおいしさや大切に思う気持ちを感じてくれたら嬉しい」と話した。
収穫したニンニクは、給食の食材として使用し、植えつけたサツマイモは10月に収穫し、11月の焼き芋会で楽しむ予定だ。

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