花き市場販売推進会議 生産販売方針や情勢など情報を共有

JA上伊那
市場情勢を話す(株)なにわ花いちばの代表者
市場情勢を話す(株)なにわ花いちばの代表者

JA上伊那花き部会は6月5日、伊那市のJA本所で花き市場販売推進会議を開いた。生産者、卸売市場など95人が出席。2024年度部会目標の販売金額17億円の達成に向け、市場情勢などについて協議した。
会議では担当者より23年度の販売実績や24年度の生産販売方針などが説明され、市場からは「輸送体制(2024年問題)」など事前に提示したテーマを含めた情勢について説明した。
23年度、最も同JAの花きを取り扱った株式会社なにわ花いちばは「2024年問題も含め、長野県、上伊那にメリットのある活用方法をいっしょになって考えるとともに、全力で協力させていただく。一本でも多く品質の良い花を栽培してほしい」と話した。
部会では今後、定期総会にて承認された「花き総合供給産地として販売金額20億円」のスローガンのもと、生産コスト高騰に対する農産物への価格転嫁や輸送業界の「2024年問題」、気温の上昇や豪雨等の気象変化などの問題に対応し、安定生産に努めながら生産量日本一を誇るアルストロメリアと、前年度日本一となったトルコギキョウの二本柱を中心に、多品目・長期安定出荷と実需者から求められる商品づくりを進めていくとしている。

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