標高差活かしたリレー販売 スモークツリー生産振興

JAながの
エスモークツリーの情勢報告を受ける生産者ら
エスモークツリーの情勢報告を受ける生産者ら

JAながの生産部会連絡協議会花き専門班は6月13日、小布施にある生産者の園地で、スモークツリー生産者大会を開き、35人が参加した。今年で2回目。JAでは主力の品目として2020年から振興を進め、2023年度から24年度の2年間で約3,000株を定植。これにより、管内で生産する花きで唯一全ブロックで取り扱い品目となり、JAをあげて生産量の拡大につなげたい考えだ。収穫期を迎える令和9年には6万本の出荷を目指している。
大会では、同品目の取り組み状況や今後の展望など説明があった他、苗業者からは全国の苗の供給量や他産地の情勢など報告があった。同班の太田和明班長は「JA全域で交流を重ね、情報共有を図ることで品質維持や有利販売につなげたい」あいさつした。
JA管内では6月上旬からちくま、須高ブロックを皮切りに志賀高原、戸隠、飯山と管内特有の標高差を活かしたリレー出荷で長期出荷が可能になる。今後、現地指導会や販売促進を計画し、生産者へ積極的に参加を呼び掛けていく。

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