JAあづみと葬祭事業を手がける県JAグループの長野エーコープサプライは6月6日から4日間、安曇野市豊科のJA虹のホールとよしなで「セレモニーフェア」を開いた。盆提灯の展示販売や各種相談を受け付けた。
会場には、盆提灯や霊前灯などを展示。近年、盆提灯はモダンなデザインも増え、形状は従来の丸形から収納しやすく縦型に設計するなど時代に合わせて変化しているという。盆提灯を購入した組合員は「ご祖先を華やかに迎え入れるために欠かせないもの。灯りを頼りに迷わず顔を見に来てほしい」と話した。
また、JAセレモニーの割引特典がある催事用定期積金「かけはし」の会員受付やギフト商品展示の他、葬儀・法事に関する相談も行った。
長野エーコープサプライの担当者は「一人でも多くの方にJAの葬祭事業をご利用いただけるようサービスの充実はもとより、故人を偲ぶことの大切さも伝えていきたい」と意気込んだ。
期間中の販売実績は467万円(前年対比8%増)、来場者は46名(同比15名減)だった。来場者数は減少したものの、新盆食やギフトの取扱が増え増収となった。