JA佐久浅間小沼野菜部会は5月23日、御代田町の小沼事務所中央集荷所で、春野菜荷造り規格査定会を開いた。部会員ら54人が出席。2024年度は11億5千万円の販売を目指す。
JA全農長野の担当者が野菜生産販売情勢を報告。「春先は降雪や雨が集中し苦労していたが、5月に入り出荷が集中し価格相場が落ち込んでいる。情報を発信し、ゆとり販売ができるよう取り組んでいきたい」と話した。市場担当者は「シーズンを通して安定供給が必要。天候は厳しいが技術があれば安定出荷できる」と激励した。
JA担当者が春野菜のレタスやサニーレタス、チンゲンサイ、ブロッコリーなどの規格や荷造りを確認。品目ごとに目ぞろえのポイントを説明。「適期収穫に心がけ、雨荷時は特に箱をきれいに取り扱ってほしい」と説明した。
部会長の山本文利さんは「資材高騰や異常気象など厳しい情勢が続いている。一円でも高く売ってもらえるよう高品質な野菜を出荷していこう」と呼びかけた。