富士見町のJA信州諏訪富士見町中央支所と女性部富士見町ブロックは5・6月、同町の特別養護老人ホーム「紅林荘」「恋月荘」で花苗の定植や草取りを行った。役職員・部員計26人が参加。施設入居者や利用者が気持ちよく日々を過ごせるよう、皆で周辺の環境づくりに汗を流した。
この活動は、支所食農活動の一環として毎年この時期に行っている。同ブロック事務局の職員が、同町のJAファームふじみからアゲラタム、マリーゴールド、なでしこ、ブルーサルビア、ニチニチソウ計80株を手配した。
「紅林荘」では5月25日、玄関前や中庭にある花壇3カ所に、花苗を生長後の見栄えを想像しながら植えた。
小林範彦施設長は「施設の皆さんが外に出たとき、花苗があるととても喜び、和んでくれる。いつも心を寄せていただいて大変ありがたい」と感謝を伝えた。
「恋月荘」では6月1日、中庭の花壇の土を起こして畝を作った後、花苗を彩りよく植えた。
田口兼一郎施設長は「大勢の方に来ていただき、素晴らしい花壇を作っていただき感謝の気持ちでいっぱい。長くきれいに咲き続けられるよう大切に育てていく」と話した。
同支所の牛山洋一郎統括所長は「女性部の皆さんと職員が一丸となって取組むことができた。施設の皆様にきれいな花を楽しんでもらえればうれしい」と話した。