JA松本ハイランドは、令和6年1月1日に発生した能登半島地震の復興支援を目的に同JA独自の定期貯金「夢・ささえ愛」の販売を6月3日から開始した。同商品は預入額や期間などの一定の条件によって金利を上乗せし、取扱期間終了後、預入総額の0.01%をJAが拠出して日本赤十字社を通じ義援金として届けるものだ。
同JAではこれまでも東日本大震災の復興支援を目的に姉妹JA協定締結を結ぶ宮城県の「JAいしのまき」へ義援金をとどけてきた。地域をあげて被災地を支援するとともに、震災後、半年が経過した現在も復興が完了していない現状を組合員や地域住民に伝えることで震災を風化させないことが狙いだ。
JA松本ハイランド金融部貯金課の花村裕課長は「この商品を通じて少しでも被災地のみなさんの支えになるよう取り組んでいきたい」と話した。取扱期間は8月30日まで。同JAではサマーキャンペーンを同時開催しており、現在組合員または、新規に組合員加入をした方の中から抽選で商品券が当たるキャンペーンも行う。問い合わせ=JA松本ハイランド貯金課 0263-28-3063(平日9時00分~17時30分)