農業を「楽しんで」

JAグリーン長野
青壮年部員も間に入って子どもたちと田植え
青壮年部員も間に入って子どもたちと田植え

グリーン長野青壮年部松代支部は6月5日・6日、長野市松代町内2小学校5年生の「田植え」を支援した。毎年依頼のあるもので、若手・担い手生産者が参加する「青壮年部員とJA職員が田植えの作業方法を指導するほか、苗等の事前準備も支援。食農教育として、児童に農業に理解や興味を持ってもらうとともに「農業を楽しんで」もらいたい考えだ。
長野市立豊栄小学校5年生14人とその保護者や教員が6日、同町内の水田で作業。青壮年部員4人とJA営農販売部職員3人が講師・サポート役を務めた。青壮年部員が張ったロープに合わせ、児童らが一列に並んで田に入って、苗を手植え。田の半分にもち米「モリモリモチ」、半分に「風さやか」を植えた。児童は苗を2~3本持って、ロープの目印に沿って苗を土に植えた。青壮年部員と競争しながら植え進める児童や、土に足を取られて転ぶ児童もいたが、みな口々に「すごく楽しい」「農家さんの大変さが分かった」などと話し、笑顔を見せていた。青壮年部員は「どんどん早く植えられるようになって、非常に真剣に取り組んでくれて嬉しい」と称賛していた。
今後、水管理や雑草対策などを児童らが体験、稲刈・脱穀作業も青壮年部員がサポートする。

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