食と農を学ぼう ちゃぐりんみなみ教室開校

JA佐久浅間
サツマイモの苗を植える親子
サツマイモの苗を植える親子

JA佐久浅間は5月25日、食農教育の一環で取り組む、親子参加型体験教室「ちゃぐりんみなみ教室」を開校した。佐久うすだ支所と佐久穂支所が企画し今年で3期目。7家族17人が参加し、協力サポーターとして女性会会員など9人も参加する。11月まで全7回のカリキュラムを体験する予定だ。
初回は、佐久市臼田の佐久市有機農業研究協議会実験農場で、ホウレン草やサニーレタスなどの収穫を体験したほか、ハツカダイコンの種まき、サツマイモの苗を植え付けした。また、食育として収穫したサニーレタスのサラダやホウレン草のゴマ和え、紙コップに白米を入れ、上下に振って作るシャカシャカおにぎりなどを試食した。次回は6月に、ハツカダイコンの収穫などを予定している。
参加した親子は「昨年から参加しているが、昨年より作業ができるようになり、子どもの成長を感じた」と話した。
講師を務める同実験農場の井出明農場長は「子どもが主体で楽しんでやることが重要。スーパーとは違う採れたてで新鮮な野菜を食べて、農業に興味を持ってほしい」と話している。

MENU