JA信州諏訪女性部湖北ブロック岡谷支部は5月31日から、同ブロック有志部員で「リバイバルダンス部」として活動を始めた。同支部の笠原洋子支部長が発案し、21人が参加。今後、月2回集まって昭和・平成のヒットソングメドレーにのせて楽しく“脳を活性化”する。
笠原支部長はJAが2024年3月に開いた「講師別セミナー発表会」で、伸びやかなストレッチを披露する女性たちを見て「感激し、とても刺激を受けた」という。テレビで「リバイバルダンス」を知って始めたところ楽しく運動できたため、「女性部皆で集まってやってみたい」と提案し、部員を募った。同支部で体を動かすことを目的に、定期的に集まる試みは初めて。
「リバイバルダンス」はTRFのSAM、ETSU、CHIHARUが考案した、認知症など高齢期の病気に備えるためのダンスプログラム。1950~90年代のヒット曲に合わせて踊ることで、脳も体も思い出も再生(リバイバル)するためのダンスだ。
この日は、岡谷市の旧JA川岸営業所で行った。部員は、DVDを見ながら筋肉を効果的に動かすダンスの振り付けやストレッチを実践。終了後、今後の活動日を話し合って決め、「参加できる日に気軽に来てもらい、元気に運動を続けていこう」と結束力を高めた。
笠原支部長は「女子高生に戻った気分で活動したいという思いで、『リバイバルダンス部』と名付けた。予想以上に多くの部員が集まってくれて本当にうれしい。曲に合わせて皆で楽しくダンスを踊れるよう、長く続けていきたい」と話している。