JA佐久浅間しらかば野菜部会は5月14日、佐久市布施のJA長者原予冷庫で、産地の皮切りとなるレタス類の目揃え査定会を開いた。部会員ら約60人が出席した。市場9社を招いて、野菜の本格的な出荷シーズンに合わせて販売情勢や出荷時の注意点、市場からの要望などを確認した。
JA担当者が出荷の注意点として異物混入や雨の日の出荷対応について、段ボール箱は商品の一部として取り扱うよう説明した。
秋和博之部会長は「指名される産地をめざし、高値で販売してもらえるよう㊊の品質を維持していこう」とあいさつした。
高栁利道副組合長は「日々刻々と生活していく中でJA佐久浅間が存在していくために着実な成果をめざし、必要とされるJAめざし取り組んでいきたい」と話した。
佐久市の南西に位置する長者原地区は、管内を代表する高原野菜産地の一つ。准高冷地の冷涼な気候を生かし、ハクサイ、キャベツ、レタス、ブロッコリーなどを生産。主に関西、中京方面などに出荷している。2024年度は24億円の販売を目指す。