諏訪市のJA信州諏訪諏訪中央支所湖南営業所は5月23日、支所食農活動の一環として、同市立湖南小学校1年生48人が行うサツマイモの苗植えに協力した。地元JA監事の関雅一さん(69)と職員5人が参加し定植作業を支援した。
この日、関さんは教室前の畑に並んだ児童に手順を説明。「苗は畝に寝かせるように植えて土をかぶせてください」と指導した。児童はサツマイモ苗(ベニアズマ)を1人1本ずつ受け取り畑に植えた。
関さんは同校の農業体験の授業に長年携わっている。昨年JA監事に就任したのを機にJAによる支援も始まった。関さんは「サツマイモを食べるまでが勉強です」と児童に話した。太田新さん(7)は「植えるのが楽しかった」と話し、青木愛日向さん(6)は「土の感触がおもしろかった」と話した。また、二ノ宮亜珠さん(6)さんは「収穫したサツマイモは大学芋にして食べてみたい」と話した。
今後は、水やりや草取りなどの管理を行い秋の収穫を目指す。