スターチス立毛品評会 花ボリュームがあり品質良好

JA上伊那
スターチスの草姿などを確認する審査員
スターチスの草姿などを確認する審査員

JA上伊那立毛品評会運営委員会は5月21日、第36回JA上伊那花き立毛品評会審査会を行った。JA上伊那やJA全農長野、上伊那農業農村支援センターの職員ら16人が出席。出品のあった伊那市内のスターチスの圃場4ヵ所を審査した。
立毛品評会は栽培技術の平準化や品質向上などを目的に出荷が本格化する時期に合わせて毎年開催する。品評会はスターチスから始まり、トルコギキョウやアルストロメリアなど年間で6品目を審査。結果は来年3月のJA花き部会の総会で表彰する。
スターチスはアルストロメリア、トルコギキョウに次ぐ主力品目。管内ではトルコギキョウの前作として栽培する生産者が多く、市場からの評価も高い。今年は順調な生育で、花のボリュームがあり品質も良好だ。出荷は5月23日から始まり、6月中旬ごろに出荷の最盛期を迎える見込み。
この日、審査員は基準となる圃場と見比べながら、草姿や管理状況、病害虫の有無などを確認し、採点した。
JA担当職員は「今年も品質が良く、順調に出荷時期を迎えることができた。梅雨時期はカビなどの病気が心配されるため、生産者に防除を呼びかけ、品質の良いスターチスの出荷につなげてもらいたい」と話した。

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