今年も一緒にジャガイモづくり 青年部員が保育園児とジャガイモの定植作業

JAみなみ信州
部員と一緒に作業を楽しむ園児ら
部員と一緒に作業を楽しむ園児ら

JAみなみ信州青年部鼎支部の部員ら6人は9日、飯田市鼎の圃場で鼎あかり保育園の年中・年長園児72人とジャガイモの定植作業を行った。20年以上前に花のプランターを届ける活動を始めたのをきっかけに、現在はサツマイモづくりも行い交流を続けている。
この日はメークイン、キタアカリ、男爵の3種類のジャガイモの種芋を植え付けた。事前に部員と同保育園の先生が畝をつくりマルチを張って植え付けの準備をした。安東克洋支部長が「手をスコップのようにしてみんなのこぶしくらいの穴を掘りましょう」と丁寧に作業を説明。児童らは教わった通り一生懸命に穴を掘り、芽の出たジャガイモを不思議そうに眺めながら穴にやさしく種芋を置き、土をかけた。作業後には「大きくな~れ、おいしくな~れ、やーーー」とパワーを込めておまじないをした。
安東支部長は「子どもたちとの作業は楽しく元気をもらえる。だから部員もそれぞれ忙しい中でも長く続けてこられたんだと思う。これからも自分たちも楽しみながら農業の素晴らしさを伝えていきたい」と話した。
作業した年長の澤井柚葵くん(6)は「土を触るのが楽しかった。コロッケにして食べたい」と笑顔で話した。
子どもたちは2週間後に芽が出るのを楽しみに待ち、その後の成長を見守りながら収穫は7月を予定している。

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