富士見町のJA信州諏訪富士見町営農センターは5月17日~19日、同町内5カ所で水稲苗を引き渡した。町内の水稲生産者200人が、注文分をそれぞれ持ち帰り、田植えを行っている。
生産者の労働力軽減、生産コストの削減を目的に、営農センターごとに毎年行っている取組み。同センターの水稲苗はJAで播種、伏せ込み、委託生産者が育苗したもの。「あきたこまち」「コシヒカリ」など8品種、育苗箱計約7000枚を用意した。
同町の男性(64)は「例年通り良い苗に仕上がっている。今年も無事に収穫できればうれしい」と話した。
同センターの和田忍所長代理は「播種と伏せ込み、育苗の各作業が順調に進み、生産者ヘ高品質な苗を引き渡すことができた。本田では雑草対策や病害虫対策など大変ではありますが、しっかりと管理を行っていただき、今年の収穫量確保につなげてほしい」と話した。