諏訪市のJA信州諏訪すわこ営農センターは5月18日、野菜苗の引き渡しを行った。組合員123人が来場。軽トラックの荷台などに載せて、予約注文分を持ち帰った。
すぐに定植できる苗が手に入る機会として組合員からの需要が高く、毎年この時期に行っている。
苗は、トマト・キュウリ・ナスなどの接ぎ木5品目1944本、ミニトマト・ピーマン・カボチャなどの自根6品目1540本を手配した。昨年12月の各農事組合の回覧で注文を受けた。
この日は、午前6時30分から、同センター職員と隣接するグリーンファームすわ店の店員ら7人が、組合員から取りまとめた注文書を確認しながら一つひとつ苗を受け渡した。
同市の中島健一さん(73)は「トマトやキュウリ、ナスの苗を購入した。毎年よい苗でおいしい野菜が収穫でき、娘や孫たちも喜んでくれるので今年も植えるのが楽しみ」と話した。
同センターの名取鉄也所長は「今年も例年通り、順調に生育した苗をお届けできた。夏の暑さ対策を行いながら、収穫まで楽しんで栽培してほしい」と呼びかけている。