安全安心確保対策指導会・出品指導会 消費者に期待・信頼される直売所づくりを継続

JA信州諏訪
消費者に期待・信頼される直売所づくりの継続に向け、意思統一した安全安心確保対策指導会・出品指導会
消費者に期待・信頼される直売所づくりの継続に向け、意思統一した安全安心確保対策指導会・出品指導会

JA信州諏訪直売所専門委員会は4月9日~20日、JA施設26会場で安全安心確保対策指導会・出品指導会を開いた。部会員、JAとA・コープ店の関係職員らのべ753人が出席。消費者に期待・信頼される直売所づくりの継続に向け、意思統一を図った。
同委員会は毎年、この指導会に出席した部会員に、管内のA・コープ店直売コーナー、夢マーケット店への農産物・手芸品の出品を認めている(同居の親族に限り代表1人の出席でも可)。
JA営農部生産販売課直売所統括の牛山康人係長が説明した。部会員はJAに事前に栽培日誌を提出し、安全安心な農産物であることの確認を受ける。朝採り出荷を心がけ、しっかり商品管理するなどのルールを把握した。
また、県内の農作業事故発生状況を確認。農業機械は正しく操作し、一人での作業はなるべく避けるなど注意事項を再徹底した。農薬散布時の飛散リスク低減に向けて、風の強い時には散布しない、近接作物の栽培者や住民に事前に知らせるなど対策方法を紹介。障壁作物となる「えん麦」「ソルゴー」などの導入も勧めた。
17日、原村のJA原村支所会場に出席した同村の女性(55)は「直売コーナーは、お客様の生の声が聞けるので作りがいも生まれる。今年もミニトマトやイチゴなどを出品して、皆さんに喜んでもらえればうれしい」と話した。
牛山係長は「今年もルールを遵守いただき、たくさん出品してもらいたい。皆で消費者に安心して買っていただける直売コーナーを作り上げていきましょう」と呼びかけた。

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