営農支援システム「あい作」を導入 しらかば果樹部会

JA佐久浅間
操作方法の説明を受ける参加者
操作方法の説明を受ける参加者

JA佐久浅間は、スマートフォンやタブレット端末などで栽培管理を記録できるNTTデータが開発した営農支援システム「あい作」をしらかば果樹部会で導入する。
「あい作」は、アプリを通じて生産者とJA担当者をつなぐことができるシステム。JAと組合員間のコミュニケーションツールとして活用できる他、紙で記録していた生産者の栽培記録をデータ上で記録する役割も担う。JAは、栽培記録管理の円滑化や営農情報、天候情報など生産者への電子連絡による迅速な情報提供を目指す。
しらかば果樹部会では、たてしな有線放送を情報伝達手段としていたが、2024年3月で同有線放送が廃止されたため、先行して導入。今後は管内生産者全体に導入する予定だ。
4月16・17日、立科町のJAしらかば西部営農センターで「あい作」操作説明会を開き、部会員ら70人が参加。NTTデータの担当者がコミュニケーション機能や栽培管理機能の使い方を説明し、参加者は自分のスマホで説明に沿って手順を確認。参加した女性(75)は「少しずつでも操作を覚えたい」と意気込む。
JA営農経済部DX推進課の荻原文彦課長は「農作業の効率化につなげるとともに、JAとのコミュニケーションツールとして活用してほしい」と話している。

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