吉蔵ネギ定植 女性部穂高支部21年目の取り組み

JAあづみ
簡易定植機「ひっぱりくん」で苗を植える部員ら
簡易定植機「ひっぱりくん」で苗を植える部員ら

JAあづみ女性部穂高支部は19日、安曇野市穂高の畑に吉蔵ネギの定植を行った。部員ら約20人が、約8アールの畑に10センチほどの苗を簡易定植機「ひっぱりくん」で約1万本植えた。部員の親睦を深めようとネギ栽培を始め、21年目を迎えた。2023年は天候不順に悩まされましたが、部員の管理によって食感の良い吉蔵ネギが収穫できた。
「吉蔵ネギ」は70~80センチほどの長さで病気に強く、分けつが少ない太ネギ。柔らかく、甘くてシャキシャキした食感が特徴。ネギ鍋にすると食感が落ちることなく甘さが際立つという。
今後は11月上旬~11月中旬の収穫に向け、土寄せや草取りなどの管理を続ける。収穫したネギは同JA穂高支所主催の収穫祭での販売する予定だ。
同支部ネギ部長の浅川寿美子さんは「天候によって育ちは変わるが、毎年部員と楽しく定植しているので、いつも通りに育ってくれたら嬉しい」と話した。

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