育苗箱ずらり 伏せ込み作業

JA信州諏訪
ハウス内に育苗箱を並べる「伏せ込み」を行う職員
ハウス内に育苗箱を並べる「伏せ込み」を行う職員

茅野市のJA信州諏訪茅野市営農センターは4月15日から22日まで、管内のハウスで水稲苗の伏せ込みを行った。皆で力を合わせ、水稲種子を蒔いた育苗箱をハウスに並べた。田植えまで1カ月ほど育苗管理する。
農家の農作業負担を軽減し、米の安定生産につなげることを目的に、毎年この時期に行っている。
初日の15日、営農部の職員やアルバイト従業員ら約10人が参加。事前に「あきたこまち」「コシヒカリ」「つきあかり」を播種した育苗箱3300枚をトラックの荷台から運び出し、品種ごとに並べて保温シートをかけた。発芽は約7日後の予定。今後は定期的に巡回し、温度や水の管理を徹底。生育状況を確認する。生産者には5月17日から19日に各ハウスで引き渡す。
同センターの湯田坂和臣所長代理は「例年通り順調に作業が進んでいる。高品質な苗を生産者に提供できるよう適切な栽培管理と巡回を行いたい」と話している。
伏せ込み作業は原村、富士見町、諏訪市の各営農センターでも行っている。

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