茅野市の泉野小学校2年生9人は4月17日、1年生11人に入学祝いのチューリップを贈った。同市のJA信州諏訪茅野中央支所支援のもと、2023年11月に球根を植えて育ててきたもの。1年生に1人1個ずつプランターを手渡し、皆で開花を喜び合った。
支所花育活動の一環として、2021年度から行っている。2年生は、JA職員から教わりながら自身の名前シールを貼ったプランターに3個ずつ球根を定植。教室前の中庭に置き、定期的に水を与えて大事に育ててきた。
1年生はこの日、2年生からチューリップを受け取り、「ありがとうございます」と声を揃えてお礼した。今後はそれぞれのプランターに1年生の名前シールも貼って、成長を見守っていくことのこと。
折井康彦茅野地区統括所長は「1年生の喜ぶ顔が今年も見ることができてうれしい。子どもたちに花を身近に感じ、好きになってもらえるよう今後も花育に力を入れていく」と話している。