南信州担い手就農研修制度第7期生入所式

JAみなみ信州
研修生を代表して決意を述べた村山さん(長野県飯田市で)
研修生を代表して決意を述べた村山さん(長野県飯田市で)

JAみなみ信州と市町村が行う農業の担い手づくりの取り組み、南信州担い手就農プロデュースは1日、同JA本所で南信州担い手就農研修制度第7期生入所式を開いた。第7期生6人と研修生受け入れ行政担当者(飯田市・高森町・豊丘村)、長野県南信州農業農村支援センター、同JA役職員、研修を行う同JAグループ会社(株)市田柿本舗ぷらう役職員ら37人が参加した。
第7期生には初めて女性が入所。代表してあいさつした村山仁美さん(30)は「2年後の独立就農を目指しスタートラインに立った。研修で栽培技術等を習得し、就農後は積極的に地域に溶け込み地域農業の中核的農業者となれるよう努力していきます」と決意を述べた。
同JA寺沢寿男組合長は「これまでの研修生も立派にこの地域に根付き農業を営んでいる。JAとして行政と連携してこの地での就農を目指す皆さんが地域の一員として安定した経営ができるよう支援していく。安心して研修に励み夢を実現できるよう努力してほしい」と激励した。
現在同研修制度第5期生までの22人が南信州で独立就農している。2年後の新規就農を目指し、「夏秋きゅうり」と「市田柿」の各品目専門マネージャーが栽培指導にあたり栽培の基礎と基本を学ぶ。栽培技術だけではなく農業経営に必要な税務研修なども行う中で、研修生同士が共に励まし合いながら学ぶ仲間づくりにも取り組んでいく。

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